sumico’s blog

マイペースなふたりの子を持つシングルマザーです。過去や日々のことなど残して行きたいと思います。

シェルター生活

シェルターに到着する前に、
外部との連絡は一切断つことになります。
スマホSIMカードを抜き電源OFF。
これで相手方のGPS等からの追跡を出来なくします。
外に出ることも自由には出来なくなります。

私は不安でしたが、やっとホッとしました。
子ども達は不安そうにしていましたが、
後日談では、
やっと『あの生活』から解放されると思っていたとのことでした。

そして、シェルターに到着すると、
ゲーム機やノートパソコン、
貴重品関連はシェルターで保管管理されました。
現金は所持金を数えます。
そして、何を預けたかシェルターの方と私との間で、
確認しながら記録も取りました。

それから、貴重品以外を持ち、
私たちが生活する部屋へ案内されました。
部屋には自宅から持参した書籍、ぬいぐるみ、
衣類くらいしか持ち込めません。
一家族一部屋です。
部屋にはユニットバス、トイレ、テレビが一台ありました。
私たちが入室した際には、
既に避難されている母子が数家族がいました。

その後、支援員さんという方から、
シェルターでのルール、
一日のスケジュールを教えていただきました。
規則正しい生活でした。

外には出かけたりすることも自由に出来ませんので、
子ども達は勿論学校にも通えません。
簡易的な塾のようなサポートする環境もありました。
図書館のように本や漫画を借りたりする事も出来ました。
私の子どもは簡易的な塾にも通いたくないと、
借りてきた本や漫画を読んだり、
部屋に唯一あるテレビ鑑賞
をして、部屋で主に過ごしていました。

日中は、
母のみでケースワーカーさんとの面談、
母子別々での心理カウンセラーさんによる面談とケア、母子別々での児童相談所の方との面談、
子どものみ児童相談所へ来訪、
住んでいた役所の方との面談
を支援員さんを通して、
別室に呼ばれ私たちが向かう流れでした。

最初の頃の面談内容は、
シェルターに来るまでの経緯、
私や子どもの生い立ちなども話しました。

そして、住んでいた自治体で
生活保護を受けられるかの審査がありました。

大体の方は、生活保護を受けて支援金で、
新天地で住宅を探して、
シェルターから退所する流れだそうです。

シェルター内のPC(インターネット)も自由に使えません。
住みたい地域の地図を借り、まず目星をつけます。
目星をつけた自治体の生活保護費で、
支援していただける範囲内かどうか
ケースワーカーさんに相談します。
無理=また別の場所を探すといった感じです。

場所が決まったら、
ケースワーカーさん同席の元、
ケースワーカーさんが用意してくれた数件の
不動産屋さんに、
自ら電話で条件にあう物件を探してもらうようにお願いをします。
(ここでも話せる内容に縛りがありました)
電話した際、不動産屋さんに当たり外れもありました。

そして該当する物件があったら、
ファックスでシェルターに送っていただけるようにお願いしました。
数日中にファックスが到着したら、
支援員さん経由で、
別室に呼ばれて到着した物件のファックスを受け取り、自部屋で子ども達と検討といった感じでした。

おそらくですが、生活については
シェルターによって違うかもしれません。