新しい生活
新しく生活していくために、
今の状態では働くこともままならないので、
避難先の役所の相談窓口で、
生活保護を受けることを勧められました。
新しく始まった避難生活先の役所の方々は、
本当に親身になってくださり、
手続きもその日中にスムーズにして下さいました。
ですが、児童手当に関しては、
住所を避難先の新しい住所には移動出来ないので、
諦めました。
ですが、当面衣食住と、
最低限保証されることになり、安堵しました。
以前住んでいた役所には、
救ってもらえず捨てられてしまったという
気持ちがあり落ち込んでいました。
新生活先では、
『捨てる神もあれば、拾う神あり』
とはこの事だと思いました。
今思い返してみれば、今まで生きてきた中で、
祖父が亡くなった頃から、
いろんな事がいろいろとあり、
自身の気持ちや経済的に安堵という気持ちが芽生えた事がなかったのかもしれません。
だから、余計に思ったのかもしれません。